平安時代から室町時代にかけて、現在地の東方(旧郡山中央卸売市場付近)に天台宗正覚寺というお寺がありました。これが阿弥陀寺の前身です。
安積の地は南北朝期に篠川(笹川)御所、宇津峯城を廻っていく度かの戦の舞台となりました。正覚寺もその災いを被り、広大な堂塔伽藍ことごとく炎上いたしました。その際幸いにもご本尊阿弥陀如来は、僧侶の手によって地中深く埋められ、難を免れたのであります。
後に檀越今泉家の手によって当寺に遷座され、天正2年(1574)に真言宗の寺として中興開山、その後二度の火災に遭いながらも、ご本尊と過去帳は、そのたびごとに難を免れて、今日に至り、歴代住職は、法灯を伝えております。
寺 名 | - | 無量山 光明院阿弥陀寺 |
---|---|---|
宗 派 | - | 真言宗 室生寺派 |
本 山 | - | 大本山 女人高野 室生寺(奈良県宇陀寺) |
祖 師 | - | 宗祖 弘法大師 |
中興祖 | - | 興教大師 |
現住職 | - | 第34世 小田修史 |
住 所 | - | 〒963-8071 福島県郡山市冨久山町久保田字久保田52 |
連絡先 | - |
TEL.024-922-7275024-922-7275 FAX.024-922-8169 |